プラント設備管理

キャビテーション検知システム

キャビテーションをリアルタイムに検知することで、
ポンプの劣化防止と保守作業の効率化を支援します。
本システムは、ポンプが振動や異音が発生する前の初期状態の
キャビテーションを検知し、定量化して示すことで
プラントの保全活動の効率化を支援します。

プラント設備管理の重要性

典型的なプラントは、配管、ポンプ、バルブなどの多くの設備から構成されます。このような設備の故障を予測することは難しく、定期的なメンテナンスが必要です。しかし、多くの場合、適切な定期メンテナンスの計画を立てることは容易ではありません。設備メンテナンスの際にプラントを停止する場合、多大なコストがかかります。保守作業員が設備の健全状態を十分に認識することができれば、適切なタイミングでメンテナンスを実行し、メンテナンスコストの削減や故障などのトラブルを未然に防ぐことが可能です。

適切にメンテナンスされている設備は、プラントの安全性や稼働率の向上に寄与します。 YOKOGAWAは、自己診断機能を持った機器や、健全性や運用状況に関する情報を提供するシステムなど、さまざまなソリューションを提供しています。

キャビテーション検知システムの有効性

プロセスオートメーション(PA)では、巨大で複雑なポンプが使用される場合があります。 このようなポンプの故障は多大な影響を与えるため、予防保全が必要とされています。 キャビテーションはポンプを破壊し、大きな安全上のリスクをもたらす可能性があります。キャビテーションを初期段階で検知することができれば早期対応が可能になります。

キャビテーション検知は、正確な設備の状態に基づいた意思決定を支援します。
キャビテーションを早期検知するためのこの革新的なアプローチは、ユーザーにとって非常に高い効果をもたらします。

キャビテーション検知システムの特徴

Question

従来型のキャビテーション検知とYOKOGAWAのキャビテーション検知システムの違いは何ですか?

Answer

リアルタイムでの早期検知

YOKOGAWAのキャビテーション検知システムは、従来のようなキャビテーションの状態が進行し、振動や異音による検知ではなく、キャビテーションが流体の圧力差によって発生することに着眼し、圧力データからキャビテーションを定量的に把握できるシステムです。(特許出願中)
キャビテーションの可能性を早期に検出することで、プラントオペレータは適切な処置を取り、ポンプの損傷を防ぐことができます。

検知可能なキャビテーションレベル(目安)

Question

この検知システムは、どのようなポンプや流体が対象ですか?

Answer

対象となるポンプおよび流体は下記の通りです。
・対象ポンプ:遠心ポンプ
・対象流体:液体(推奨粘度範囲 0.78~5.00 mPa・s)
・推奨流体温度範囲:2~50℃

Question

システム導入に当たって、配管の改造や面倒な設定は避けたいのですが?

Answer

このシステムは、当社の高精度の差圧伝送器(DPharp EJX)と高速周期で動作が可能なコントローラ(STARDOM FCN-500)、当社独自のキャビテーション検知ロジックが組み込まれているソフトウェアで構成されています。
差圧伝送器(DPharp EJX)は、ポンプの圧力指示計の導圧管に追加するだけで設置可能です。各種の設定を自動で行うことができるセットアップメカニズムを用意しているため、設定は容易です。

キャビテーション検知システム

中小規模向け計装システム「STARDOM 」が、産業用デジタル通信規格であるFOUNDATION™フィールドバスで、入出力精度±0.075%の高精度な差圧伝送器「DPharp EJX110J」から100ms周期で圧力データを収集します。「STARDOM」には、今回独自に開発したキャビテーション検知用ロジックプログラムが搭載され、キャビテーションの有無をリアルタイムで演算します。

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